「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

お腹が冷えるネ。


ここ3日ほど腹をくだしていますこんばんは。


まぁそんな話はさておき。
以前の職場に、天然さんがいました。
その天然ぶりの一端を示す逸話があります。
Mちゃんというその天然さんと、他数名の女子社員で、世間話をしていたところ、ふと自転車の話題になり、Mちゃんが言いました。
「自転車いいですよねー。わたしももっと家が近かったら自転車通勤できるのにー」
普段から、彼女の天然ぶりを熟知していた私たちです。
そして多分、彼女が以前「自分は泳げない」と言っていた記憶からでしょう、私たちのうち1人がこう聞き返しました。
「あれ。Mちゃん、自転車乗れるの?」
彼女は普通に答えました。
「乗れますよー」
それが午前中の出来事です。


そして数時間後。午後の仕事が始まる前、女子社員たちがすることといえば、トイレでのお化粧直しですね。
その折りに、ふとMちゃんが声を上げました。
「あ!」
「どしたの?」
「なんか……そういえば、わたしさっき、すごく失礼なこと言われた気がする!」
「……はい?」
「自転車くらい乗れるよ!!」
「遅っ!?」
会話の内容が脳に届くまで数時間を要したらしいです。


さて、それを踏まえて(ここまで前置き)。


先日、いつも眠剤をもらいに行く病院へ行きました。
そこは世間話をしないとオクスリをくれないシステムになっているので、先生と世間話をします。
「最近どうですか」
「最近ですか。最近はですね……」
朝起きると、背中がみしみしするんです。もちろん背中だけじゃなくて、首、肩、背中、腰……と。
要は、血行が悪くなってる感じがして、動きが悪いような。
寝て起きて「あー、肩こったー」みたいな。
寝具を変えてから随分経ってるし、その他、最近になってしたことに心当たりはないんですが。歳ですかね。
そんな話をしました。


そうすると。


「ふむ……でもそれ、普通じゃないですか?」
「ほ?」
「程度の差はありますが、まぁ大抵の人は、朝起きてすぐに昼間と同じ体調ってわけでもないでしょう。とくに、睡眠している間は、血流自体は最低限の動きになりますから、多少そうなるのは正常の範囲だと思いますよ。もちろん病的なものじゃないという前提ですが」
「……そう? ……そう、ですかね」
「そうですよ。多分、急にそうなったというのじゃないと思います。寝る姿勢とか部屋の状況なんかをうかがうと、多分冷えもあるんでしょうけど、今までは全身が慢性的にこっていたから、特に気にならなかったというか、そこだけじゃなかったんでしょう。ほら、肩がこったといってマッサージしてもらって、肩がよくなったら次には腰が痛く感じるのと同じですよ」


ということは。


「そうです。ということは、むしろ正常に近づいたというか。感じ取れるようになったってことじゃないですか?」
「はっ! そうか! じゃむしろこれは悪いコトじゃなくてイイコトなんですね!?」
「ええ。そうだと思いますよ。なにか最近いいこと始めました?」
「お風呂でストレッチしてます。お風呂でやるようにすれば忘れることもないし、血行にも良いだろうし、お風呂に長く浸かることにもなるし」
「それは素晴らしい。是非続けるべきですね」


ふーむ、なるほどー。
と、鼻息を荒くして「がんがるぞー」と帰ってきたのですが。
先刻、友人たちに「朝起きたら背中みしみしするの普通?」って聞いたら、友人たちはしないそうです。
うむ、これは個人差であるかな。
などと話していて、ふと気付きました。
「正常に近づいた」と先生は言いました。


今まで異常だったの!?


失敬なこと言われた!(言われたのは昨日)



……そうだ。機械のカラダだったら、血行を気にしなくていいのかもしれない。
メーテルと一緒に999に乗って、機械のカラダをもらいにいこう。
友人に別れを告げようとしたら、友人に言われました。
「列車くらい1人で乗りなよ」
ソウネ、私もいいオトナ。1人で乗らなきゃ。


は。
時刻表読めない!(字が細かいから途中で放棄する)


別の友人が助言してくれます。
「乗り換え案内で検索しては」


そうだ!
というわけで、ジョ○ダン君の助言をいただきながら、私は旅にデマス。
みなさん、探さないでください。
次に会うとき、私は機械のカラダです。



直後、ジョル○ン君に拒否られる。
もうダメだ。
ショックで腹をくだしそうです。