「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

かれこれ○○年め。


うちには、長年連れ添った相棒がいます。
私が高校を卒業してすぐに一緒に暮らし始め、就職や引っ越しの際にも離れることなく今までずっと一緒だった奴です。


電気炊飯器。


ていうか、もし今故障したりしたら、絶対部品なんかないね!
10年越えたら、いや下手をすると5〜6年過ぎただけで、「修理するより買い換えたほうが安い」なんて言われる家電の中で、こんなに長く保つものが今まであっただろうか、いや、無い。


電化製品は当たりはずれがある、なんてうちの母親なんかは言います。
曰く、3年もすれば壊れてしまうものがあるのに、15年以上保つものもある、と。
確かにそれはその通りかもしれない。
私が高校を卒業して、親元を離れて暮らし始めた時(最初は兄と2人暮らし。就職してそれぞれ一人暮らしに)、家電を一通り親が揃えてくれました。
洗濯機、冷蔵庫、炊飯器、掃除機。
そのうち、洗濯機は今のが3代目。冷蔵庫と掃除機はそれぞれ2代目。
けれど、炊飯器だけは初代のままです。
ちなみに、ビデオデッキは2代目、テレビは3代目。パソコンも3代目。
あ、オーディオは兄のものだったので、私が一人暮らしを始める時に新しいのを買って、実はそのまま使ってます。
だからオーディオも実は15年以上……。


ここ数年、新しい炊飯器が欲しいのですが、ここまで保つと、これはこれで本当に壊れるまで使い切ってみたいような気もします。
けれど、内蓋があるタイプのもので、それが外蓋に「かぴょっ」と嵌めるシステムになっているのですが、嵌める装置(というほどのものじゃない)の周囲に設置されているゴムが、さすがに経過年数に耐え切れず、変色&変形しています。
それでもまだ用は為すので、もう少しイケるかな、なんて。


でも最近の炊飯器、よさげよね……。