「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

こいつぁうっかりだ!


先週末、友人とskypeで喋りました。5時間ほど。
客観的に数字を見れば、てめぇら何をそんなに喋ることあるんだよ、ってな数字ですが、話題には非常に一貫性がなく、広く浅く色々なことを話題にしていたので、何を喋ったのやらさっぱりです。
が、その中で、読書に話題が及んだひとときがありました。
話題になったのは奥田英朗


「『イン・ザ・プール』面白かったよ」
「まだ読んでないんだよねー。確か続きあるよね?」
「うん。『空中ブランコ』。こっちはまだ文庫になってないんだよねー。早く文庫にならんかな」
「『文藝春秋』はさ、文庫になるの遅いよね。初出が何年だっけ?」
「(ごそごそとwikiで調べる)あー。平成15年から16年にかけて」
「3年、もう4年か。遅ぇなオイ!」
「ほんとだな!」


文藝春秋さん、スミマセン。
出てたんですね、文庫版の『空中ブランコ』(08年1月10日初版)。
今日、書店に寄ってびっくりした。


もちろん、一気読みしました。
伊良部センセイがイいね。
キャラクター勝負の小説は多いけれど、こういう勝負の仕方はズルイと思う(謎)。