「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

なんだかなー。


先日、お昼のニュース番組で、某女性国会議員を応援する会に某先輩国会議員(オジサン)が出席していた様子を報じていました。
オジサン議員が演説の中で、なんだか親父臭の漂う替え歌を歌っていたのです。
そしてしきりに、「ゆかりたん! ゆかりたんを応援して……」と叫んでいました。
当の女性議員“ゆかりたん”は、表情の選択に非常に困った様子で視線を逸らしていました。
けれど素無視するのも失礼だと思ったのか、時折顔を上げ、でもそこで「ゆかりたん!」と言われて、また困ったように俯いていました。


さて、その様子をVTRで流した後に、キャスターがコメンテーターに意見を求めたのです。
「どうですか、○○さん。この△△議員の言動は」
「まぁ、△△さんは非常に替え歌がお気に入りなようで、別の集会でも少し違う歌を歌ってましたねぇ。出席していた方々からは失笑も出ていたようですが。こういうことを平気でやること自体、彼はいわゆるKYだと。KY議員ですね」
「ほーぅ。KY、“空気読めない”ですか」
「ええ。KYですよ。ほら、女性議員さんも苦笑いですよね。まぁ明るく楽しくやってるんだし、彼女を応援するという主旨は伝わるんですが、やっぱりあれはKYですよ」


細かな台詞は違いますが、まぁだいたいこういうようなことを言ってました。
そのコメンテーターの方は、KYという単語を覚えたばかりで使いたかったんでしょう。


でも言わせてもらえれば、そのオジサン議員の言動はKYというよりも、キモイ。
「ゆかりたん!」て……。
替え歌よりもそっちのほうが気になったヨ。