「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

騙され気味。

えーと、最初、今のオシゴトは2週間ほど働いて2週間ほどお休みになるオシゴトだと伺いました。
が、よくよく突っ込んで聞いてみると、だいたい20日弱働いて10日ほどお休みになるオシゴトのようでした。
月に20日働くんじゃ普通のフルタイムとそんなに変わらないんじゃね?と思う向きもおありでしょうが、その10日ほどのお休みは連休として休めるので、それだけで随分と体力的にも気力的にも楽になるものです。


が。
今月はちょっと様相が違います。
今月は、7日に最終校了を迎えたのですが、12日から軽くオシゴトが入ってます。夏から始まる(予定の)新システムのテストのためです。
そして来月発売号のためのミーティングが14日。
……休み少ないヨ?
金、土、日、月と休めば充分じゃねえか、と週休二日制の方々は思うでしょうが、ところがどっこい、先週も先々週も土曜出社しています。
そして校了日とその前日は夜中まで働いています。最終日はうっすらと東の空が明るかったです。


大人って汚い。


……いや、まぁわからなくもないんですが。
っていうか、今月と来月が、夏休み関連で忙しいんですね。そんで、原稿依頼が大量にある(予定)から早めにミーティングをするというわけで。
とはいえ、それで先月早めに始めたくせに、やっぱり最初のうちは依頼があまりきていなくて、「こんなんなら2〜3日遅く始めたって同じだよね」とライターが言いあっていたという事実もありますが。
そんでもって今月は、14日にミーティングしたって、15日の金曜日は全社員が東京出張だかなんだかで会社開かないから、仕事は月曜日からとか言われてるし。
けど、ミーティングが14日にあるのは確かなわけで、しかも新システムのテストが12〜14の3日間。1人当たりの本数は決まっているから早めに終わらせて最終日をお休みにするのも自由ですよ、なんていう責任者のメールがまわってきましたが……最終日ってミーティングの日じゃん。


まぁそんなわけで、意外と普通に働いてます。給料安いけど。


確かにね、給料は安いです。校了に夜中までかかったってタクシー代なんか出ないし、何年も流用できた記事の重箱の
隅をつつかれて、「ここ、先方に確認してください」なんて書き込みが入ったゲラが戻ってきて、でもそれって校了日の夜中にそんなこと言われたって、そもそもそれは果物狩りの記事で先方は農家だからそんな時間に確認出来るわけもなくて、プチいらいらが募ったりはします。


でも、勉強にはなります。
というか、今のこの仕事のせいで(おかげで?)ここ数ヶ月、日記の文章に若干の躊躇いが出てくるほどには勉強になってます。
多分、その躊躇いは文章には出ていないと思うけれど……気付く人は気付くかもしれません。2月までの文章と3月からの文章の微妙な違いに。
ただ単に多少忙しくなって日記の数が減ったというだけではない違いに。
でももしも気が付くとしたら、私の文章に対して粘着質とも言えるほどの読解力を持ってして挑んでくれる人だけだと思うんですが。


粘着質、というと最近では、ストーカー的な?とでもいうように解釈もされますが、本来は粘り強く勤勉な「粘液質」という言葉から派生しているようで。
文章に関して言うのなら、悪い言葉ではないでしょう。
というよりも、自分が書く文章に関しては、自分で自分の文章に粘着質であるべきだと思います。
あー。でも他人の書く文章に関しては、文章に粘着質であるならともかく、文意に対して粘着質だと困りますネ。


でも校正さんはどちらに対しても粘着質でなければ勤まらない仕事です。
だから校正さんに細かなことを突っ込まれるのは仕事だからいいんです。
いいんですけど。
……そこを「うん、でもいいよ」と判断してくれるのが進行さんの仕事じゃないか、と思ったりもして(謎)。


校了日を平穏のうちに迎えたいのなら、ただミーティングの日を早めるんじゃなくて、仕事自体をスムーズにしないと意味がないと思うのデス。
「早く始めれば早く終わるヨ!」なんて、そんなのはただのドリーム。
だって早く始めたって、営業の仕事がアレじゃないか。


そんなわけで今月はお休みが少ないよぅ、という日記でした。
支離滅裂なのは仕様です。
これがライターの書く文章か、と言われても、なんちゃってライターだからしょうがないのデス。