「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

はりぽた。

最終巻、『ハリー・ポッターと死の秘宝』を先日読み終えました。
途中から明らかにあれ、児童書じゃないよね!
というわけで、あれはなかなかしっかりしたファンタジーだよなぁと思うわけです。
全ての伏線をちゃんと片付けてあるのがスヴァラスィよね。
どこぞの作家とは大違いだ。


ただ、子供と違ってオトナのアタクシは、記憶力が衰えてきているので、7巻を購入後、読み始めようとして、「……あれ。6巻ってどこで終わってたっけ」としばし記憶を探る羽目に。
そうして、ちゃんと思い出そうと6巻のラストをパラ見したら、意外と覚えてなくて、いっそ6巻を最初から斜め読みしようと思い、読み始めたら今度は「……5巻って?」と(エンドレス)。
結局、数日かけて4巻から読み直し(←馬鹿)、昨日ようやく7巻を読み終わりました。
ストーリーの外枠は1冊1年なんですが、4巻から先はヴォルデモートとの戦いが本格化するので、エピソード的には意外と続いてるんですよね……。


確かにあれは、子供に読んで欲しい本だと思いました。もちろん大人だって本気で楽しめる。
でも、あの本は、今の子供たちに足りないものを教えてくれるんじゃないかと思います。
いろんな感情とか、身内や他人の死というものを。
あっけなく、存外に脆くて、なのに取り返しがつかない、そんな大事なものを。


読んで損はない本だと思うけれど……ハードカバーって場所とるよね!(爆)
本棚が……うちの本棚はもう限界デス……。
助けて、ハーマイオニー