「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

○○○さんにも出来る。

「今日のご飯は、アレにしようかな」なんて思って、ふと冷蔵庫を見ると材料が足りないなんてことはよくあることで。
ナニカ別のもので代用するのは、人によっては非常なキケンが伴うと、某巨大掲示板の、料理が少々不得手な奥さんのスレでもよく語られているところではありますが。
でも、代用ってしたくなる。
うまくいくと、代用したもののほうが美味しかったりもする。
そんな成功例のひとつ。
「○○の素」みたいなのを多用するので、友人たちの料理企画(休止中?)には使えないかもしれないけれど。でも、味の最低ラインは決まるので、料理が苦手な人でもイケるんじゃないかと。




ビビンバです。本来の発音は、最後バ(BA)ではなく、パ(PA)が正しいようですが、まぁどっちでもいいや。そんなこといえば、「ビビンバ」ではなく「ビビムパ」だという人もいるくらいだし。
ほんとは、モヤシのナムルとか、ゼンマイとかほうれん草とかいれるけど、冷蔵庫にいつもある材料でも意外とイケるの。


材料(1人分)
・肉(牛でも豚でも鶏でも、焼肉っぽいもの)-食べたい分だけ
・切り干し大根-ひとつかみ
・きゅうり-半分
・卵-1個
・キムチの素
・焼肉のたれ(にんにく系醤油味が望ましい)
・酢
・ごま油
・砂糖


1.温泉卵を作る。お湯を沸かし、最近流行りのステンレス製マグカップ(=保温できるイレモノ)に生卵を入れて、沸いたお湯をそこに注ぎ、蓋をする。10〜15分ほど放置。卵の温度によって、出来上がりの柔らかさが違ってくるので、勘を信じる。


2.切り干し大根を茹でる。よくある細切りのでも、短冊切りのでもいい。5〜6分ほど茹でたらざるにとって水にさらし、その後、水気を絞ってキムチの素であえる。これでカクテキっぽいものができる。


3.キュウリを短冊の薄切りにする。軽く塩もみして、酢小さじ1杯と砂糖小さじ半分、ごま油少々であえる。ピリ辛好きの人は鷹の爪とかいれてもいい。千切り生姜いれても美味しい。これでナムルっぽいものができて、ほうれん草っぽい緑色が入る。
(※キュウリの塩もみって何?っていう人は、キュウリに浅漬けの素を振りかけるといい。酢・砂糖・ごま油を足すと中華風ピクルスといった味になる)


4.肉を焼き、焼肉のタレをからめる。


5.どんぶりご飯の上に、切り干し大根キムチとキュウリ、お肉をのせる。一番上に、うまく温泉卵になっていますようにと念じながら卵を割ってのせる。卵をちょっとだけ崩したところに、焼肉のタレを追加。これで味を調整する。最後に胡麻とか振っておくとそれっぽくなる。



混ぜて食べる。
切り干し大根の歯ごたえが意外と美味しい。