「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

平成22年2月22日。

ウワサによると、猫の日らしいです。
我が家では特に何をするということもありませんが、あとで煮干しでもやろう。


さて、本日、ガスの点検がきました。
ぴんぽーんと、呼び鈴を鳴らして現れたのは、20代半ばくらいの爽やか好青年。
玄関のチャイムの音は、実はちょっと大きくて、猫も驚くけれど飼い主も驚く。
クロさんは、突然のチャイム&闖入者に、もふーんと尻尾を太くしてアライグマのコスプレみたいになっていましたが、そのうち、その青年が無害な人だとわかると、コンロ周りを覗いている彼のまわりをうろつきはじめました。
「あー。こらこら!」
怒ろうとした私に、
「あ、構いませんよー」
爽やかに笑うおにーさん。
ホラネー!といわんばかりに、得意げにうろうろくんくんしはじめるクロさん。
あげくに、台所の床にしゃがんで、膝の上に載せたクリップボードに何やら書き込みをしているお兄さんの膝に前肢を載せ、手元を覗き込みます。
「こらー!」
「うちも猫飼ってるんで、全然構いませんよー。人なつっこくてカワイイですねー」


まさか。


人なつっこくてカワイイですねー。


まさか。


人なつっこくて(人なつっこく(人なつっこ……(人なつ……)


飼い主には懐いてないくせに…っっ!!
外ヅラよし子めがーっ!


……やっぱり煮干しあげるのやめようかな。