「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

惑わせる係。

参戦はしていないので、ここで余計なことを書いて惑わせてみようとオモイマス(謎)。


ミラノ風カツレツ。
カツレツ、と言いますと、いわゆる「とんかつ」とは少しニュアンスが違ってくるところですね。
これはいわゆるコートレット(またはコットレット)が元になっていて、少量の油やバターで揚げ焼きにする料理。
本来は、仔牛肉を使うのが正式なようです。日本ではトンカツからの連想か、豚肉を使うことが多いようですけれど。
ミラノ風、とつくのは、乳製品が多く使用され、時にはサフランで黄色く彩られることも。
そしてトマトソースがかけられる(または敷かれる)のが一般的。


さて、実はここで作り方は2つあります。
フライパンに投入する前に衣をつけるんですが、その衣に粉チーズを使います。これは本来、パルミジャーノレッジャーノを削って混ぜたいところなんでしょうけれど、まぁそこはチーズでありさえすればいいのかと。まさかクリームチーズ使う人もいないだろうし。
その粉チーズを、「卵液に混ぜる」のと「パン粉に混ぜる」のと2通りあるんですね。


あと、揚げ方(焼き方)にも2通り。
フライパンの底に1cmほどの油をいれて、「少ない油で焼くように揚げる」方法と、「多めの油で揚げるように焼く」方法と。
同じように思えますが、微妙に違います。
後者の場合、ひっくり返して裏を焼く時に余分な油を捨てて、残った油だけで裏面を焼き上げるのが一般的。なぜなら「焼いた」から。
前者の場合は表裏に火を通した後、キッチンペーパーなどで油切りをします。なぜなら「揚げた」から。


さて、某A嬢はどんな「ミラノ風カツレツ」を作ってくれるのでしょうか。




……とはいえ、解釈に幾つかあるけれど、出来上がりにさほど違いはないし、肉の種類なんかそもそも好みだしね。っていうか、鶏肉で作る人もいるし。やったことないけど仔羊肉でもいいのかもしれない。
だからまぁ、どうでもいいんだけどね(笑)。