「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

体重測定(違)。

ぬこのワクチン注射にいってきました。
結局、トレイ片手にクロさんをトイレに押し込んでみたり、クロさんのストーカーをしてみたりしたんですが、シッコスはとれず。ウンチョスだけもって病院へ。
便の検査、触診、聴診、検温ともに異常なし。
そして問診。
「普段、元気ですかー?」
「元気です。暴れます」
実際、診察台の上でも、先生を威嚇したり、台の上をうろうろ不機嫌そうに歩き回ったり。
そういえば、と思い、クロさんが時々出す肛門腺のことを聞いてみました。
すると、
「あぁ、トイレでいきんだり、興奮して力が入りすぎたりすると、ぴゅっと出ちゃうコはいますね。病院なんかだと多いですよ、みんな興奮して力入るから、ぴゅっと出ちゃうんですよね。詰まっちゃうと病気になりますが、そういう時に出ちゃう分には何の問題もないです」
なるほどー。
「個体差はありますけど、だいたい、茶色っぽい液体で、なかには白っぽい子や緑っぽい子もいますね」
「やー、色は見たことないです。クサイなーと思うくらいで」
「じゃ薄い色なのかな」
そして注射。
先生に威嚇し、私が宥めてもふいっと目を逸らし、力一杯抵抗。
「はい。終わりましたー。……あ」
「……あ?」
「ほら。出ましたよ、肛門腺。この子は薄茶色ですね」
診察台の上に、ぴちょーんと液体が1滴。
……話の流れを読んだのか、クロさん。


クロさんには、両目がきちんと開いた頃(避妊手術のあと)から、左目に「点」がありました。
角膜壊死症と言われたんですが、その後しばらく薬を使い、どうやら急に大きくなることはなさそうだから放置でもいいでしょうと言われていたもの。
左目の真ん中に、直径1〜1.5ミリ程度の黒い点があり、その点に向かって角膜表面に細かい新生血管が出来ようとしていたところで、点の周囲が薄ーく濁っていました。
それが確か、2ヶ月くらい前にはちゃんと点があるのを確認していたんですが、先月ふと、その点がないことに気が付きました。表面の濁りはまだ痕跡としてあるんですが、点が見あたりません。
そのことを、今日、先生に言ってみると、先生はライトを持ちだして、威嚇されながらクロさんの目を覗き込みます。
「あー。ほんとだ。ないですねぇ。痕跡はあるけど点がない。良くなってるとみていいですねー」


そして、今日、測った体重は4.85kg。
ちょうど1年前に測った時は4.45kg。400g増えてます。
「ちょっと増えましたねー」
でもまだ、ダイエットしろとは言われない。ほっ。
「……ただ、これ」
先生がふと手を伸ばします。


(おなかたぷたぷ)


は。ルーズスキン!
「そうなんですよね、余ってるんですよね、そこ」
「まぁ……うん、これくらいなら(たぷんたぷん←触ってる)」
「……そこ、あまりたぷたぷすると怒られマスよ」
「しゃーっ!!」


・再診料 700円 + 3種混合ワクチン 3,400円 = 合計4,100円


あの病院は良心的だ。


8,800円とったあのストーブ屋よりも!