「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

ぬこの通院日記。


今日はぬこを病院に連れていってみました。
避妊手術のあと、「1ヶ月くらい放置してみて、また血液検査してみましょうか」と言われていたので、ゴールデンウィーク明けを狙っていたのです。


そして採取。

検査項目 GOT GPT ALP
標準値 (18-51) (22-84) (38-358)
1月12日 51 160 480
1月19日 56 143 514
2月8日 74 279 476
2月21日 54 162 429
3月14日 73 252 352
5月15日 44 108 310

好成績ですよ!
今までで一番好成績ですよ!
なんてったって、ほぼ正常値内に入ってます!


肝臓が悪くなると数値が下がるというアルブミン数値も測ってくれましたが、正常値2.3-3.5g/dlのところ2.9。これもばっちり正常値内。
ざっと触診などもしてくれて、「いい感じですねー。なにかウィルス性の病気を少し持ってて、そのせいで一時的に数値上がってたのかなー」
でも最初のいろいろ検査で陰性だったらしいけど。
まぁいいや、とりあえず今は健康なんですね。


あ。そういえば。


実はひとつ気になっていたことが。
目の手術のあと、涙目とか切除面の炎症が治まってきて、眼球が綺麗になった頃に気が付いたことがひとつあるのデス。


目に点。


こう……左の眼球のちょうど真ん中というか、真ん中よりややズレた位置に小さな茶色の「点」が。
汚れかな、とも思ってたんですが、数日経ってもとれないし、目薬さしても軟膏塗っても移動しないし。
でも、クロちゃんがきょろっと眼球を動かすと、見失うような小さな「点」。直径は1ミリ前後でしょうか。
余分な膜を切除する前に、ちょうど膜で覆われていたあたりだし、その膜と同じような色だということで、まぁ後遺症のひとつだろうと思っていたのです。
膜切除をしても結局は癒着しちゃう子も多いらしいから、それに比べれば後遺症は少ないほうかしらん、なんて。


んで、それをクロちゃんのお腹をもぞもぞ撫でているセンセイに言ってみると。
「ん? ああ、これですね。あー……これかー…………気付いたのいつですか?」
え。そんな深刻なの?
「大きくなってます? 今現在の大きさちょっと測っておきますね」
いや、目に見えては大きくなってないです。


角膜壊死症かもしれません、とセンセイが難しいことを言います。
眼球の表面、角膜の一部が壊死して、場合によってはそれが広がっちゃうこともあるんだとか。
んで、レーザーで削ることも出来るけど、結局同じ場所からまた広がるんだとか。
ぬーん、せっかくおめめぱっちりになったのに。
とりあえず手持ちの目薬さして、様子見するしかないでしょう、とのこと。


背中でもぞもぞ動く(←自転車移動のため、キャリーはリュックにしている)猫を家に連れ帰り、着替えて一服。
猫を捕まえて陽の光の下で眼を眺めてみたり。
うーん、大きくはなってないんだよね。
でもまぁ、一度は膜に覆われたままとか、切除しても癒着することとかいろいろ覚悟してたし、本猫は痛がってないようだし、ちゃんと治療すれば命に関わることは無さそうだし。


などと思っていたら。
電話が鳴りました。
家の電話が鳴るのは珍しいです。
なにか動物病院に忘れ物でもしたかしらんと思って、電話をとってみると、案の定動物病院からでした。


「さっき診た者ですが。今、眼科の専門医に聞いてみたんです。そうしたら、ごく小さいうちなら、抗ウイルス剤入りの目薬とサプリメントのような飲み薬で、ぽろっと自然に落ちることもあるらしいです」
おぉぅ、親切! わざわざ専門の人に聞いてくれたのか。


もう一度動物病院にとって返し、薬をもらいます。


目薬(5ml) 2,500円


うわ、動物の薬って高っ!
でもこれで治るんなら安いもんです。


クロちゃん、オクスリ高かったんだから、がんばってぽろっと落とすんだよ!