「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

○○マン。

先日、TVで東北の震災時に頑張ったガス局員のことを放送していた。
ライフラインや交通網の復旧に関しては、世界でも賞賛されているように、日本の技術者・作業員さんたちはスゴイと思う。

「ガスマンが、仙台市希望の灯をともし……」
TVのナレーション。
ガスマン。
……そうか。ガス作業員さんたちはガスマンか。


そう、そういえば、扱うものに「マン」をつけて「○○マン」という言い方はよくする。昭和の香りもするけれど、まぁ私はオールドジャパニーズなので、そういう言葉も耳に馴染んでいる。
マンがウーマンの対義語とされているから、男女がいる職種においてナントカマンとだけいうのは男女差別だなんて声高に叫ぶ人もいるけれど、私は気にしない。ナントカパーソンのほうが男女平等だなんていうけれど、そんなのメンドクサイ。
マンは人間という意味でいいのじゃないだろうか。和製英語どころか、頭についてる○○のほうは日本語だったりもするんだから。

というわけで、他のナントカマンも思いつくものを挙げてみる。
報道マン。
──報道を扱ってるからだな。
商社マン。
──扱うものじゃなくて、勤め先でもいいのか。
営業マン。
──なるほど、職種でもいいらしい。

自分は……ライターマン。
……違う。これは違う。ライター自体が、ライトする人という意味だ。マンをつけたら、頭痛が痛いことになってしまう。かといって、いまさらライトマンというのもおかしい。
なるほど、もう既に「〜〜する人」という意味合いの言葉、または手や師、士、人、工などがついて馴染んでる言葉にはつけにくいんだな。運転手さんを運転マンとも言いにくいし、看護師を看護マンとも呼ばないし。

やはり勤め先や扱うものでつけたほうがいいみたいだ。
電気マン、水道マン。
──言いそうだ。
総務マン、経理マン。
──あまり聞かないが、そう言い張る人が現れてもまぁ許せるかもしれない。

あ。
……じゃあ、スーパーマーケットに勤めてる人は……。