「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

2010年の総括。

冬なので頭が痛いです。血の巡りが恐ろしく悪くなってるんでしょう。
そんなわけで、年末なので1年を振り返ってみる。


・ちょっと体重減った
・新しいパソコン買った
・会社が引っ越した
・ベテランのライターたちが数人、やめていった(一部引き抜き)


勢い余って1年前より少し先までさかのぼるけれど、昨年の11月に受けた特定健診で、あまりよろしくない検査結果が出たのが12月。
よぉーしと一念発起して生活を節制。半年で数値を正常値一歩手前まで引き戻す。ついでに体重が7kgほど減る。
が、夏場は仕事が忙しく、体力を落とさないことを一義に置いたので各種数値(体重含め)は横ばい。
また12月になったので、去年と同じ節制を始めてみようかと目論んでいるこの頃です。


そういえば、夏の頃、いつも行ってる病院でセンセイに聞かれました。
「夏ばてとかしてないですかー」
「してませーん」
「……うらやましいですね。私、夏ばてしちゃって……。秘訣は何ですかね。いい夏ばて予防法とかありませんかね」
センセイ、立場が逆です。
でも、夏場は料理に工夫ですよ。夏場はスパイス系を増やすんです。あとショウガ。炒め物でも何でも、ショウガの千切り入れちゃう。体が冷えすぎ無くていいですよ。スパイシーになるから食欲も増進するし。
「なるほど、理にかなってますね。それはいい。……松川さん、夏ばて予防レシピとか本出せばいいのに」
このセンセイは、以前にも私に、年寄り向けの暖房器具の開発を勧めてみたり、こうやって本を出せと言ってみたり、私のことをなんだと思ってるんですかね。
「そうですね。考えてみます。……でもセンセイ。料理本でよく『料理研究家』っていう肩書きついてるじゃないですか。あれって、別に資格とかじゃないですよね。栄養士とか調理師とはまた別でしょ?」
「そういえばそうですねぇ。研究家って研究してるだけですもんね。まぁ、もちろんそれなりの専門課程は修めてるんでしょうけども」
「じゃあ、名乗ったモン勝ちですかね。そう肩書きつけて名刺刷っちゃえばいい、みたいな?」
「そうかもしれません。……やってみますか?」
だから私のことをなんだと思っているのか。


そして今年は、地味に副業もやり始めたんでした。
ハンドメイド品をオークションで売るというとてもとても地味な副業(そもそも仕事として成り立ってはいない)。
副業というよりも、「材料費をもらう趣味」みたいなものなので、これはこれで楽しいです。少なくとも赤字にはなっていないので。
そういえば、「ハンドメイド作家」っていう肩書きも、名乗ったモン勝ちのニオイがするよね。
新しいパソにあわせてプリンタも新しくしたし(6,000円くらいの安物)、名刺作っちゃえば勝ちか。どこに配るかはさておいて。


うーん、あと2010年の出来事と言えば……。
そう、忌まわしき「タバコ値上げ」。
タバコ代くらい稼いでみようかと思い、始めた地味オークションの売り上げを追い越す勢いでタバコが値上げされ、へこんだ。
その分ちょっとだけタバコの本数は減らしたけれど、同僚のように「わかば」(安い。が、キツイ)に変えるのはちょっと……。「エコー」もちょっと……。
近所のスーパーで「ゴールデンバット」(これも安い)を扱い始めたと張り紙してあるけれど、あれは両切りだしなぁ……。いや、わかばやエコーよりはまだ味的にイケなくもないけど……。でもやっぱキツイ。
いや、普段もラッキーストライクなのでそう軽いタバコじゃないんですけどね。
1,000円になったらやめようかな(現在440円)。


ところで先日、加湿器を買ったとここに書きましたが、その後、某TV番組でキ●タクが同じ加湿器を持っていることを話していました。
そのせいか、電気店で品薄になっているようです。もともとあまり新しいものじゃないので、生産台数もそう多くなかったところへキム●ク発言があって、妙に売れちゃってるみたいです。
そして、そんな時に限ってうちのママンが「同じやつ、私も欲しい」と言い出しました。
彼女のことだから、キム●クとか関係ありません。ただ、私が加湿器を買ったと言ったのを受けて、自分もそういえば欲しかった、と。で、「どんなの買ったの?」と聞かれたので、値段と性能を説明したところ、「同じの欲しい」と。
そう高いモノでもないので、「じゃあ買ってあげるよ」と安請け合いしたはいいものの、キ●タク余波で品薄。駅前の家電量販店でラスト1個だというのを見つけて購入して発送。
テレビの力……というか、有名人の発言ってすごいんだなぁと実感。
我々ライターがいかに「これオススメですよ」を、言葉を尽くして書いたとしても、有名人がテレビ番組の中の雑談で「俺、これ持ってますよ」と漏らした一言にかなわない。



件の加湿器。
猫が、「最近お肌かわくわー」とばかりに加湿器の横にいたので写真を撮ろうとしたら、私の動きに気づいてカメラ目線になっちゃった(本当は吹き出し口をずっと覗いてた)。
周囲に腕時計やらネイル用トップコートやらが落ちているのは、猫の仕業です(拾えよ)。


そんな2010年。
2011年もたいして変わりはなさそうかな。
仕事面では、社員さんの1人(我々ライターを監督する部署の人)がシステムを少し見直したいと頑張っているようだから、それがうまくいけばちょっと変わるかもしれないけれど。
私的には彼女のがんばりと、あの世代には珍しい問題意識は評価しているけれど、上層部が同じように評価してくれるかどうかは疑問。
彼女の視点と上層部の視点はどうやら少しズレているようだし。それらはもちろん、我々ライターの視点ともまた少し違う。
誰もが違う視点を持つというのが、人が集まることの利点だけれど、それは同時に意見が食い違うことでもあるから、それをお互いにどこまで譲れるのか、どこまで説得できるのか(または聞き入れられるのか)が難しいところ。


以上、2010年総括。