「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

雪の降る街。

昨日、札幌に初雪が降りました。
もともと雪国だから、多少の雪が降ったところでどうということはありませんが、なにせ例年より早い。
そして例年であれば、初雪というのは人々に冬の到来を知らせて毛布や冬用のコートを出させ、ついでに鼻水も出させて、そうして淡く溶けゆくものですが、今年は今日になっても雪が残ってました。
地面の温度がまだそこまで下がっていないので、根雪になることはないですが、「積雪」と呼ばれる程度には積もりました。道路の雪はべしゃべしゃと溶けていたけれど。


天気予報で気温を確認して、私も例に漏れず、冬用のコートを引っ張り出してくることに。
いやん、ちょっと糸くずやら猫の毛やらついちゃってる。
というわけで、出かける前のコロコロタイム。


(すちゃ)
(ぺりぺり)
「にゃー!」
……。
いや、クロさん。お出かけ前だから。君をコロコロしてる暇はないから。
(ころころ……)
「にゃー! にゃーにゃー!(うろうろ)」
(ころころ……)
「にゃー! ふがっ! にゃーにゃーにゃーにゃー(うろうろぐるぐる)」
おまえがコロコロを追いかけてコートを踏んだら、おまえの毛をとってる意味がないだろう!?
「んにゃーーーーー!(がしっ)」
どけぃ!(ころころ……ぺりぺり……ころころ……)
「にゃっ!(どしーん)」
クロさんが、体を押しつけて……というか体当たりしてきます。
一瞬の隙を見て、コートとコロコロの間隙に頭を突っ込もうとぐいぐいやってきます。古い紙を剥がそうとすると、剥がしたところを狙って頭突きもしてきます。


あー!もー!(根負け)
コロコロ好きなのはいいけれど、時と場合を考えて欲しいと思った。