「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

嵐の前の。

大型台風が近づいていて、進路によっては、北海道にも上陸するかもというウワサ。
台風上陸といえば思い出すのが5年前の台風。
あまり台風が上陸しない(進路から逸れるか、辿り着く頃にはただの低気圧になっているかのどちらか)北海道ですが、5年前のはすごかった。
マンション付近の街路樹が折れ、そのせいで電線がぶち切られ、あたり一帯は信号機も含めて停電。マンションの水道は受水槽を経由するので、電気がないと水道も止まるのデス。
今回はそんなことにならなきゃいいけど。


というわけで、天気予報では台風情報が飛び交っていますが、北海道はまだまだお天気。とくに今日は日差しも暖かく、クロさんが日だまりでごろごろぐねぐねしています。
お昼ご飯を用意していた私から少し離れたところで、意味無くぐねぐねし、腹を見せて転がったまま、カーペットに爪をひっかけてずりずりと移動して遊ぶという、わけのわからない遊びをしていたのですが、出来上がったお昼ご飯を手に私がリビングへ移動すると、何故か擦り寄ってきました。
そしてそのまま、べったりとくっついて寛ぎ。
まるで、飼い猫みたいです。


そして、実は昨夜の夜、ショッキングな出来事が。
事の起こりは、更にさかのぼって2日半前の夜なんですけれど。
クロさんと遊ぼうと思ったら、いつものオモチャにちょっと気が乗らないようだったので、とっておきの「ウサギの毛皮の猫じゃらし(105円)」を出したのです。
そりゃもう大喜びで、鼻息荒くしながら飛び跳ねていました。
しばらく遊んだ後、クロさんに猫じゃらしを奪いとられるがままにしておいて、ちょいとお風呂の支度をしたりトイレにいったりなどをしていました。
そしてリビングに戻ると……。
猫じゃらしの先端がありません。


どうやらまた食いちぎったようです。今回の猫じゃらしは尻尾型で、幅2センチほど、長さ10センチ弱の白いファーがついていました。それが跡形もありません。残っているのは棒のみ。
私が席を外していたのは10分ほど。食ってしまうには早すぎる。
が、近辺を探しても、どこにもありません。
まさか食ってないよね……食うには大きいよね……いや、毛皮がふぁふぁ〜〜っとなってる状態で2*10センチだから、実際にはもう一回り小さいか……いや、それにしても早すぎるヨネ。
きっとどこか、家具の下にオウンゴールしているに違いない。数日前に2日連続10分で無くしたアクリルのデコレーションボール(直径5センチ、4個入り105円)も2個とも見つかってないし。きっとそう、多分そう。私の目が悪くて見つけられないダケ。


そんなこんながあって、昨日の夜。
クロさんのトイレを片付けていると、「短いかりんとうが数個」というクロさんのウンチョスの中に、いつもよりも際だって白いものが1かけら。
またしても熱い視線をそれに注いでみると……どうやら白い毛皮のようです。そして、隣のかけらには、幅1センチ弱の帯状のものが。おそらく、毛皮を「尻尾型」に仕立てていた台紙のようなものの一部。


食ってんじゃねえか、馬鹿野郎。


今後、ウサギの毛皮がついたものは、厳重監視下におくことにします。
……直径5センチのボールはまさか飲み込めないヨネ(不安になってきた)。