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「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

中掃除と美容院。

掃除をした。一応、年末だし。
とはいえ、大掃除とまではいかない。せいぜいが中掃除で、普段からこまめに掃除する人にとってはそんなもの小掃除だと言われてしまいそうなくらいだ。
それでも一応、掃除はしたのだ。

ただ、猫にはそれがよくわからない。だから掃除機をかけた15分後に、トイレからの帰りにちょいと肉球にはさんでトイレ用の砂を持ち帰ったりする。5mm角くらいの小さなペレット状のそれは、ばらけているということは未使用分だということなので、衛生的にはあまり問題ない。だが見た目的には問題がある。
掃除後せめて2〜3日は、気を使って砂を運ばないようにするということを、来年からは心がけてもらいたいものである。


そして今日、美容院へ行ってきた。「猫ちゃん元気ですかー?」なんて言われたので、掃除の後に砂を運んで云々という話をした。
そうすると、「やだー、かわいいー。いいなー」と言いつつ、はたと思い出したように。
「そういえば、うちの猫の話、しましたっけ?」
「あれ? 猫飼ってましたっけ?」
「いや、飼ってないんですよ!」
なんだそれ。
「それがですね……」と話し始めたのは、彼女の実家の話。
実家の庭先に、ボイラー小屋みたいなのがあるそうで。で、夏の頃、そこに野良猫が出入りしていた。たまにしか実家に戻らない彼女はもちろん、実家で暮らしてるご両親もそんな庭先の出来事などよく知らなかった。そして気付いた時には、野良猫はちゃっかりと子猫を生んでいたそうで。
そこで見かけたのは4匹。役所やら警察やらボランティアやらに相談して、無事にどこぞかへ引き取られていったらしいけれど、彼女はそれを秋頃に耳にして大層嘆いたのだそうだ。
「そういう出会いを! そういう出会いを求めてたんですよ、私は!」
「……そういう?」
「ほんとは猫飼いたいんですよー。実家でじゃなくて、私が」

なるほど、気持ちはわからなくもない。積極的に、今すぐに猫が飼いたくて仕方がないとか、ペットショップに買いに行こうという気持ちにはならないけれど、行き場のない子猫と縁があれば、「もうー。仕方ないなぁ〜〜」なんて飼い始めるのにやぶさかではないということか。いわゆるツンデレだ。
「……動物病院とかにもよく里親募集の張り紙してあるよ? あと、ネットで募集してたりもするし、センターに見に行ってみるのもいいかも?」
「あ。病院が近いかな。……でも、何もペットを飼っていない私がいきなり動物病院に行くのって変じゃないですかね」
「そうね。変だね。でも行き場のない子猫情報はあるよ」
「そっかー……そっか……病院……(ぶつぶつ)」

ここぞとばかりに、多少生活が不規則な人なら犬より猫のほうが飼いやすいことをアピールしておいた(散歩がいらない、留守番ができる、病院経由の里親募集なら基本的な検査やワクチン接種が終わってることが多い等)。

次回、美容院に行った時に「飼い始めたんですよー!」とか言われたい。