「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

予想以上にイソガシイ。

昨年の秋から、本誌の合間に全国版を作って、年末進行を挟んで更に別冊を作って、ようやくまとまったお休みがあると思ったところへウェブサイト絡みの仕事があって、なし崩し的に始まった4月発売5月号の仕事が今、佳境を迎えています。
校了は来週。
いやー、今日はアホみたいにたくさん書いた。
たくさん書きすぎて、今日の夜、「松川さーん、○○○の原稿書いてますよね。それの写真なんですけどー」と進行課の人に言われて、「……○○○? ……書いてたっけ?」と聞き返してしまいました。
「多分書いてると思います」と、断言しないあたり、進行さんも疲れてる。

でも、来週の校了さえ終えれば、久しぶりのまとまったお休み……と思いきや。次号はGW進行です。いやーん。

ただ、実はイソガシイとはいえ、普通の勤め人と比べればまだまだゆるいほうなんです。
私の「普通」の基準は、どうやら少々オカシイようですが、まぁそれでも土日や祝日は休んでます。
普段なら、校了と次号ミーティングの合間に1週間程度の休みがあるはずなのに、去年の秋からずっとそれがないので、なんだかとてもたくさん働いている気分になっているだけなのデス。

それに、仕事をしている間は、いわゆる「休憩時間」というのが規定されていないので(同じように「就業時間」も規定されていないし、出勤時刻や退勤時刻も規定されていないので、休憩が設定されないのは当たり前)、畢竟、仕事の「密度」みたいなものは濃くなってしまいます。ある程度、自主的にひと息はいれますけどね。特に私は喫煙者なので、煙草タイムを自分で設けているし。
だから、忙しいというよりは、なんだろう、消耗した感じとでもいうか……。

今月は本数が多かったのも消耗の原因ですかね。
でも現在の日本で、忙しく働けるというのは幸いです。
東北ほどではないけれど、津波の被害を受けた北海道の港町にある飲食店からも、広告の依頼がきているというのは頼もしい限り。
大丈夫、ニッポンは動いている。

私の働いている業界なんて、日本経済が傾いたら……いや、傾く兆しがかすかに見えただけでも真っ先に削られるところなのに、その私が忙しくしているぐらいだからきっと大丈夫。