「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

先月のセレクト。

先月って。
(思わず自分に突っ込んだ)


年末年始に、実家で読んだ本です。実家ではママンの所蔵する本を読むため、自分の手元に現物がないので読書日記を書く時に忘れがち。
昨夜、更新した後でそのことを思い出したので連日更新。しかも読んだ時期は逆。


死亡フラグが立ちました!』(七尾与史)
「このミス」大賞の、「惜しかった作品」だそうです。応募作を大幅にリライトしての刊行だとか。
んー……面白くなくはなかったけれど、残念ポイントもあったなぁ。
ただ、読んでる最中は「うぉいぉぃぉぃ、ありえねぇってwww」みたいな展開が連続で、その「ありえなさ感」がちょっとヤミツキになりそうな作品ではありました。なにせ、殺人の凶器がバナナの皮ですから。


『悪夢の観覧車』(木下半太
悪夢のシリーズ。『悪夢のエレベーター』は自分で買って読んだけど、まぁシリーズ読破はしなくてもいいかなとか思っていたら、ママンが買ってた罠(全部じゃないけど)。
台詞運びのテンポの良さとか、限られた舞台内でのやりとりだけでストーリーが進んでいくあたりなんかは演劇を思い起こさせるなぁと思っていたら、このひと、サスペンスコメディ劇団の脚本書いてる人なんですね。
気軽に読めるのがいいかも。シリーズものとはいえ、独立しているというのもいい。


『白銀ジャック』(東野圭吾
個人的にはややハズレ感あり。東野氏は多作だし、私個人の好みもあるから仕方がないけれど、ちょっと波があるかも。でも、アレね。ドラマとかにはしやすそうだね。