「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

つんでれ。

通常の本誌が校了した後で(というか、校了する前から)、本誌の倍近い本数の全国版が出ることになっています。次の本誌が始まる前までに校了させなきゃいけないというタイトなスケジュールで。
ただまぁ、確かにタイトなんですが、そのことで「いそがなきゃ、いそがなきゃ」っていう焦りがそこかしこに生まれているらしく、我々ライターもなんだかそれに巻き込まれ気味です。
土曜出勤したのなんか久しぶり。
ていうか、校了日の後だぜよオイ。
そんなわけで頭がイタイです。


効かない頭痛薬とインスタントコーヒーという、なんだかジャンクなものを飲んでいますが、その横では猫がにゃーにゃー鳴きながらうろついています。ゴミ箱からゴミ出したり。テーブルからライター落としたり。


ところで、日々、うちの猫は私に懐いていないとぼやいていますが、実はそうでもないこともあるんです。
私が帰宅した時だけ。


「おかえり」


「べ、別に、あんたなんかを待ってたわけじゃないんだからねっ! ただ、玄関で物音がしたから見に来ただけなんだからねっ! 勘違いしないでよね!!」


ふふ。ツンデレだね。


「撫でたいんだったら……な、撫でてもいいわよっ!」


そうか、じゃあひと撫で……と思って、身を屈めて手を伸ばすとさっさと起きあがってリビングに先導。
……ぇー?
飼い主がっかりー。


今ひとつツンデレにすらなりきれない猫です。
ツンデレというよりこれはツンドラか。
じゃあ最初の「ごろり」は何なのだと問いつめたい。


みなさんのおうちも、ぬこってこんなんデスカ?