「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

年末。

さて、なんだか年末感もないままに年末ですね。
仕事自体は、12/25が仕事納めでした。
営業部員たちが納会をやっている頃(ライターたちも飲み物と食べ物は少しだけもらえる)、こちらは営業が出した原稿依頼書類の最終締め日だったので、ちょっとだけじたばた。
とはいえ、全体本数が少ないので無事今年の分は終了。


土日を自堕落に過ごし、月曜日は歯医者に行ったり掃除をしたり。
そして昨夜、友人とタジン鍋のことを話していたのデス。そう、サンタさん来なかったから(前回日記参照)。
さほど高いものでもないので、速攻で「買い物かごにいれる」をクリックしてもよかったのですが、形が形なだけに、収納場所に困るという話。
「でもこれ、見た目がいいよね。ハクション大魔王の壺みたいで」
そうでしょそうでしょ。
アタシはこれの、有田焼の黄色い蓋のやつがほすぃ。


タジン鍋というのはモロッコで使われている土鍋です。蒸し焼きに適した形なんだとか。
ただ、モロッコ原産の鍋は強火力に弱く、取り扱いを誤ると割れてしまうこともあるそうで。
モロッコの土で焼いた鍋は、本当にじわじわと温めて、時間をかけて蒸し上げるのに適しているのだそうです。だから、モロッコ産のものには、蒸気抜きの孔がない。弱火で蒸し上げるためには、抜いてしまうような余剰の蒸気はないから。
でも、日本にも土鍋文化はあります。そして、日本の土と技術で焼いた土鍋は耐熱性に優れているので少々火を強くしてもOKらしい。元来、日本の土鍋は、ふんだんにスープを入れて汁物としていただくので、蓋に蒸気抜きの孔がある。そこそこの火力とたっぷりの水分で炊くので、蒸気を抜かないと吹きこぼれてしまうから。
ここ数年、土鍋文化を持っていた日本が、モロッコのタジン鍋に目をつけたので、最近は日本産のタジン鍋が多く出回っています。
そこで面白いのが、日本産のタジン鍋には蒸気抜きの孔がある点。
これってどうなのかしらね。
それだと純粋な「タジン鍋」とは言えないような気がするけれど、でも、その孔をつけることで少々火を強めにしてもよくて、そうなると料理の出来上がりが早い?
土の脆さ故に、致し方なく弱火でするしかなかった、というのがタジン鍋の弱点であったならば、日本の土と技術はそれを克服したことになって、両者の融合は「幸せな結婚」と呼べるものなのかもしれない。
逆に、弱火で調理することになんらかの意味・理由があったならば、日本製の土鍋にあるからといって蒸気孔を開けたのは、安易なことだったのかもしれない。
このあたりはまた、調べてみたいと思う。


……というわけで、前置き(?)が長くなりましたが、今日は台所を片付けました。
そして、めでたく!
鍋をもうひとつ置けそうなスペースが確保できましたー!(ぱんぱかぱーん)
く、く、くくくクリックしちゃおうかな。


っ【買い物かごに入れる】