「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

最近のクロさん。

クーロさんはねー
クロシェって言うんだ、ほんとはねー
だけど、乱暴だかーら
自分のことクロさんて呼べぇって言うんだよー
オカシイね、クロさん


猫飼いのテーマソング、うちはコレです。
でも、心の中でしか歌いません。シャイだから。


クロさんの最近の寝場所は、寝室のチェストの上の、雑貨ボックスの上です。
チェスト自体、120cmほどの高さがあり、その上に載せてあるボックスは20cmほど。合計140cmもの高さは、さすがのクロさんも一度にはジャンプ出来ないので、その手前にある私のベッドを経由してジャンプしています(ベッド自体の高さは45cmほど)。
冬から春にかけては、寝付きの悪い私の顔を、私の枕元に座り込んでじっと覗き込み、私が眠ったのを確認してから足元に移動して、布団の上から両足の間に挟まったりしていたのですが、夏になって、私が布団をはねのけるようになってからは、チェストの上で寝ています。
その場所はよほど気に入ったのか、居間にクロさんの姿が見えないなと思うと、必ずそこで眠りこけています。


それはいい。
そこを気に入るのはいいんだけど。
ただ、そこに上がる時に、私の足を踏んでようがいまいが、気にせずにジャンプするのはやめてほしい。
ぐ、と踏み込んでジャンプされると、猫って意外と重いから!
あと、そこから下りてくる時に、私のふくらはぎを狙って飛び降りてくるのもやめてほしい。
「寝るにはまだ早いナー」とかナントカ思ってるのかもしれないが、ふくらはぎを狙って飛び降りた後、寝室の反対側にある引き戸クローゼットを勝手に開けて、中に入り込んで、クリーニング済みの衣類にかかっているビニールカバーをざりざりやるのもやめて欲しい。
ついでに、寝ている私の背中(うつぶせ寝)を思う存分踏んでまわって、「あぉーんあぉーん」と鳴くのもやめてほしい。征服された気分になるから。


……と、このように、私はクロさんへの要望がたくさんあるんです。
それを日々、我慢しているというのに、つい先ほど、台所で作業をしていた私が、うっかりクロさんのお食事セット(トレイにフードの皿と水が置いてある)に足をひっかけてしまった時、クロさんは、「にゃっ!」と叫んで駆け寄り、こぼれた水を舐め、トレイをくんくん嗅ぎまわり、あげくに私を見上げて「にゃぁーーーー」と不満げに鳴きました。
これはおそらく、「アタイのディナーセットに何してくれてんのよアンタ」という心持ちなのでしょう。
ひとの不満は聞かず、自分の不満だけを言う……っ!


イヤな女ねっ!!



超伏せ。
※写真と本文は全く関係ありません。