「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

このゲ■野郎が。

タイトルが荒んでいますネ。
しょうがない。ゲ■野郎がいたんだから。


長いし、愚痴っぽいので閉じておきます。
それをわかっていて何故書くのか、と問われたら、アウトプットすることで自身の感情を整理するためと答えることにして。


先方が無理を言って、今回、〆切が半日ズレました。そのクライアントの分だけ。
午前中に必ず、10時までには必ず連絡をするから、というので、仕方が無く。
そして今日、本来は15時のミーティングに出席すればいいだけだったはずのアタクシが、10時10分前にスタンバイ。
その少し前、9時40分に先方からFAXが届いていたようでした。おぅ、偉い偉い。約束守ったな。
修正指示だったので、速攻で修正してメール&FAX。「至急ご返信ください」と書き添えて。


けれど、待てど暮らせど返信はありません。あれぇ?と思って、先方へ電話。
「○○は先ほど外出いたしました」
…………。


そもそも、午前中に必ず連絡するから〆切延ばして、と言われたのすら、先方が中途半端な指示のまま2日間の休暇に入り、なんとか連絡をとってくれと頼むも、「連絡とれません」と言われ続けた結果なのに。
「連絡がとれないところへ行っております」
と、代理(自称)の人に言われつづけた結果なのに。このご時世に、どこに行けばそんなことになるんだ。たった2日でアマゾンの奥地にでも行ったか、それともオーロラでも見に行ったか。


今日、最初に電話に出た初老の男性は、こちらが急いでいることを感じ取り、「……お急ぎなら、連絡とってみます」と言ってくれました。
月曜火曜と、「連絡トレマセン」と言い続けたわけのわからない女とは大違いです。
が、その後の連絡がありません。さっき連絡とってくれるって言ったヨネ?と思ってもう一度だけ、信じて電話をしてみることに。
そうすると、次に電話に出たのは若い男性。おそらく20代前半から半ば。
「○○様は……まだお戻りになっていらっしゃらないですよね……?」
「はい。まだ戻っておりません」
月曜火曜に代理だと名乗っていた(でも結局役に立たなかった)人も、ひょっとしたら今日は役に立つかも、と藁にもすがる思いで、その人の名前を出してみます。
「では、△△様はお手すきでいらっしゃいますか?」
「△△も外出しております」
「お二人とも外出で……ご連絡はとれる状態でしょうか?」
「とれません」


…………。
けんもほろろとはこういうことを言うのかしら、というぐらい、どきっぱりと。
それでも向こうが、済まなそうにしてくれてるのなら、ああ先方もいろいろ事情があるんだなぁと思うところですが、てめぇで勝手に返事引き延ばしておいて、〆切破ったと思ったら、次はFAX送り逃げで、あげくに「申し訳ありません」も言ってくれないの?
社会人としてどうなの?


まぁそれでもアタクシ大人です。不機嫌さを声に出してはいけません。
でも、入稿は1時間後なんです。
「……何時頃お戻りになられるご予定でしょうか?」
「お昼には戻ると思いますが」
おせぇよ。
「ぇーと……早急にお返事いただかないとこちらとしても困りますので。先ほど、電話に出ていただいた方からは、ご連絡とっていただけるとうかがっていたんですが……」
「無理です! だから、連絡とれないって言ってるでしょ!?」
アラ素敵。逆ギレね★
「だいたいねー! あなた、失礼じゃないですか! こちらが連絡とれません、って言ってるのになんで笑うんですか!」


ほぅ。じゃあ、怒ったほうがヨカッタか? 
それにしても心外な。ニコヤカさを心がけたつもりなのに。
ていうかさー。笑うしかなくね? 怒るわけにもいかないし。涙のひとつやふたつでどうにかなるほど、世の中は甘くないしさ。


「そうですよ! 失礼ですよ! 連絡とれないものはどうしようもないじゃないですか! 僕にどうしろって言うんですか!?」
失礼なのはオマエだ。オマエには何の期待もしていない。
心の中では、美輪アキヒロの声で「黙れ小僧!」とか言ってましたが口には出さず。
とはいえ、〆切延ばされて、そして通常より5時間も早く出勤させられて、あげくひと回りも下の若造に逆ギレされるほど私が悪いことをしたとは思えない。
誠意のない「申し訳ございません」を2〜3回言ったら、向こうも気まずくなったらしく、沈黙になったので、
「じゃ、お戻りになりましたら、至急、ご連絡いただけますか」
と、普通に電話切りましたケド。


その30分後くらいに、おそらくは急ぎめで戻ってきたらしい本来の担当の人(送り逃げするけど、態度や口調は普通の人)から電話が。
「申し訳ありませんでした。ご連絡が遅くなりまして……」
アラ普通。
一瞬、「いえいえー。ありがとうございましたー」の後に、「何度もお電話してしまってこちらこそ申し訳ありませんでした。先ほど電話に出られた方に怒られちゃいましたー」なぁんて、さりげなくチクろうかなと思ったけれど、大人なのでやめておきました。
まぁそもそも、逆ギレしたゲ■野郎は、おそらくはチェックアウト客がうろつくフロントでその電話を受けていたはずなので、現場で制裁を受けている頃だろうと思ったし。


うーん。あそこまでアレなホテルマンも珍しいなぁ。
……いや、まぁそう珍しくもないかな。