「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

さみっと。

順調に忙しいデス。
さすが、年間最大ボリューム。少ない月の倍量あります。


さて、そんな仕事ぶりとなると、終電問題は切実なのデス。
なので、その問題を解決するため、私はチャリを活用しています。
排気ガスも出さないので、エコ。
地球に優しい。
なんといっても、チャリだと通勤時間が片道15分ほど(急げば10分強)で済むので楽チンなのデス。


ただそこで問題なのは職場付近に駐輪場がないこと。
職場は、都心の大きなビルの中にあり、そのビルには他にもたぁーくさんの企業が入っています。
もちろん、チャリで通勤している人もたぁーくさんいます。
かくして、ビルの裏側にあたる歩道の片側に寄せる形で、チャリがずらりと並ぶことになるのデス。
でも、違法駐輪はイケマセン。
身体の不自由な人が歩道を通れなかったら困るからです。


幸い、北海道の道路は広く、それは歩道も例外ではありません。
なのでチャリがずらりと並んでいても、車椅子が通れる幅は充分にあるんですが……。
とはいえ違法駐輪です。時には、ハンドルに紙切れを巻かれたりします。
その紙切れにはこう書いてあります。


「もうすぐ洞爺湖サミットが開催されます。諸外国からの観光客やサミット関係者も多く北海道を訪れます。訪れた人々に恥ずかしくない街並みにするため、違法駐輪はやめましょう」


そりゃわかるけどさー。
駐輪場がないじゃん!
せっかくのエコな乗り物なのに、乗り入れ禁止扱いされるのかよー。


東京ディ○ニーラ○ド(今はリゾート)は、ゴミのない園内を目指すために、何をしたのか。
ゴミ箱を設置したんです。たくさん。ものすごくたくさん。
大半の人間は汚してやろうとゴミを捨てるわけじゃないんです。ただゴミ箱が見つからないから、または、他の人も捨てているから。
割れ窓理論ですね。
もちろんその論理はとても幼いもので、正当さの切れっ端もないものですけれど、ねずみの国は考えました。
じゃあ、ゴミ箱がすぐ見つかったら。
他の人のゴミが目に入らなかったら。
そうすればゴミは減るんじゃないか。
実際、ゴミ箱の数を増やして、清掃をこまめにするようにしたら、そもそも捨てる人がほとんどいなくなったというお話をどこかで聞いたことがあります。


だから!
だから駐輪場を作って!
サミットでアピールするなら、「札幌は車よりも自転車が重宝され、なおかつ駐輪場が多いから違法駐輪も少なくってとってもエコ★」って言うほうがいいじゃない!
自転車じゃないと、タクシーで帰らなくちゃいけないじゃないか。
お役所と違って、タクチケなんか出ないのに!


……これもまた、割れ窓理論なのはわかっているんだ……っ!!