「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

「確かにおまえは客だ。だが断る!」


そう言いたかった今日。
先方の担当者たちはどうして、仕事(原稿チェック)を放り出して、あちこち出かけたりするんだろう。
出かける前にやっていけよ!
あげくに、遅い時間になってから、「今から写真の変更って可能ですかね?」とかぬかしやがるし。
うるせぇよ。
出来たとしてもやりたくねぇよ。
「すみませぇん、実はそちらの営業さんから、〆切は明日だって言われてたんですよね」
おまえ、先月も同じコト言ってたろ


まぁ、そんなこんなで荒んだ一日が過ぎ、退社する少し前になって気が付きました。
そういえば米がない。


昨日、校了日の忙しさを見越してカレーを作ったのです。
が、肝心のお米がぎりぎりでした。
それを昨日の夜と今日の昼でほとんど食べてしまったので、家には残りのご飯が、茶碗に半膳ほど。新たに炊こうにも米がありません。せっかくの新しい炊飯器も米が無くてはただのミステリアスな機械です。
会社が入っているビルの1Fにはコンビニがあるので、そこで白いご飯でも買って帰ろうかと思いました。
なにせ、終電も終わってる時間。米を買っても、帰ってから炊くには気力と時間が足りません。
そして、思考が既に硬直していた私は、いわゆるお弁当コーナーにある「白飯」を探したのです。レンジでチンするレトルトご飯の存在を忘れて。
ですが、お弁当コーナーは品薄で、ご飯は見あたりませんでした。さて、どうしよう……と、その視線の先に「ゆでうどん」があったのデス。
そう、カレーうどんという手があるではありませんか。
「ゆでうどん」の、中途半端な歯ごたえは私の好むところです。
おぅけぃ、カレーうどんだよ。


すっかり失念していました。
ご飯が「半膳」残っていたことを。


本日の夕飯/カレーうどん+ミニカレーライス


うどんにかけるほうは、出汁で伸ばしたとはいえ、そうそう味が変わるはずもありません。
カレーですから。


カレーですから。


仕事でうんざりするほど、文章を書いて読んでチェックして、家に帰ってまでも、どうして私はこんなに長文を書いているんでしょう。
カレーのせいでしょうか。