「それでも今日は好い日だ」

猫と裁縫と日常の雑記。

出会い、告白、破局。


あ、先週日記書かなかった。まぁいいか。


さて、今月で3号めとなりますお仕事ですが。
職場でお隣に座っている人は、関西出身の方です。
先月半ば、この人に求婚されました。


「結婚しよう! 旦那と別れるから!」


既婚女性デス。


それ以来、職場に行くと
「おはよう、ダーリン」
「おはよう、ハニー」


どっちかが仕事を終えて先に帰ろうとすると、
「もう帰っちゃうのかい、ハニー?」
「あなたのために食事を用意して待ってるわ、ダーリン」


という馬鹿げた会話を交わしてきましたが。
先日、破局を迎えました。


「ボクタチ、破局を迎えたね……」
「そうね、あなたとは暮らせない……」


原因は、蕎麦。


うちでは、父がざる蕎麦好きだったため、年越し蕎麦がざる蕎麦なのです。
私自身もあったかい蕎麦より冷たい蕎麦のほうが好きです。
すると、
「年越し蕎麦はあったかい蕎麦でしょう!?」
「えー。冷たいのがいいー!」
そこから食事の話に発展。
「肉じゃがの肉は牛肉だよね」
「豚肉のほうがオイシイよ」
「肉と名の付くものは牛肉でしょう」
「豚にだって可能性はある!」


まぁそんなわけで。
関東・東北の味を受け継ぐ私と、関西の味を受け継ぐ彼女との破局の瞬間でした。


「あ。でもうちのお雑煮は、関西の割に具だくさんだから、そこは合うかも」
「……うちのお雑煮、具だくさんな上に、醤油色の濃いお雑煮だけど?」
「…………え。具だくさんのお澄ましに餅じゃないの?」
「ボクタチ、一緒に暮らせないね、ハニー……」
「そうね、ダーリン…」



そして先日、プチ席替えがあって、先日から私の隣(彼女とは反対隣)には京都出身の男性が座っています。
関西意見に挟まれて、肩身が狭い今日この頃。


そんな和やかな職場です。